問題解決

問題解決の流れとツール ワークシート
STEP 1 問題解決の基本的な流れ
問題解決 = 「あるべき姿」と「現状」のギャップを埋めること

問題とは 「あるべき姿(理想)」と「現在の状態」のギャップ のことです。
このギャップを埋めるために、計画的・論理的に取り組む手順を問題解決のプロセスといいます。
問題解決の基本ステップ
問題の発見
「現状」と「理想」のギャップを認識する
問題の明確化
問題を具体化してゴールを設定
解決策の
立案
情報を収集・分析して複数の解決策を考える。
計画・実施
解決策を実行するための計画を立て、実施する。
評価・
振り返り
結果を評価し、うまくいったか確認する。改善点を洗い出す
問題解決は「一度で終わり」ではない!
問題解決はステップを1回通れば終わりではなく、評価→改善→再実施を繰り返していくことが重要!
この繰り返しのことを PDCAサイクル といいます。
STEP 2 PDCAサイクル
PDCAサイクル = Plan → Do → Check → Act の4段階を繰り返す

品質管理・問題解決・業務改善などに広く使われる継続的改善のフレームワークです。
1つのサイクルを回し終えたら、その結果をもとに次のサイクルをより高いレベルで回すことが重要です。
P
Plan
D
Do
C
Check
A
Act
   
繰り返す!
OODAループとの違い
近年 OODAループ(Observe観察→Orient状況判断→Decide意思決定→Act行動)も注目されています。
PDCA:計画を事前に立て、じっくり改善する。安定した環境に向く。
OODA:変化する状況に即座に対応する。スピードが求められる場面に向く。
STEP 3 アイデア発想ツール
問題解決の「解決策の立案」フェーズでは、広くアイデアを出すことが重要です。
そのための代表的なツールを紹介します。
🧠
ブレインストーミング(Brainstorming)
アイデア発想法
グループで自由にアイデアを出し合う発想法。量を重視し、批判を禁止することで、型にはまらないアイデアを引き出す。
4つのルール(批判禁止・自由奔放・質より量・便乗歓迎)
批判禁止:他人のアイデアを否定しない(「そんなの無理」はNG)
自由奔放:どんな突飛なアイデアも歓迎
質より量:とにかくたくさん出す(数を優先)
便乗歓迎:他人のアイデアに乗っかって発展させてOK
ポイント:最初は評価せず、後から整理・選択する
🗂
KJ法
カード整理・グルーピング法
多数の情報やアイデアをカードに書き出して整理・グループ化することで、問題の構造を見える化。
カードに書く
費用が高い
時間がかかる
人が足りない
情報が古い
使いにくい
連絡ミス
1枚1アイデア
グループ化
コスト問題
費用が高い
人が足りない
情報管理
時間がかかる
情報が古い
使いにくい
連絡ミス
似たもの同士をまとめる
図解・文章化
コスト問題と情報管理問題が主な原因。
特に情報管理が複合的に影響している。
→ 情報システムの改善が優先課題
関係性を整理・言語化
ポイント:ブレインストーミングで出たアイデアをKJ法で整理するとセットで使いやすい
🕸
マインドマップ
思考の可視化ツール
中心テーマから放射状に関連するアイデアや情報を広げていく思考整理ツール。
情報の関連性や全体像を視覚的に把握できる。
使い方:
① 中心にメインテーマを書く
② そこから枝を伸ばして関連キーワードを書く(ブランチ)
③ さらに枝を伸ばして詳細を書く(サブブランチ)
④ 色や絵を使うと記憶に残りやすい
ポイント:学習の整理・問題分析・企画立案など幅広く使える
STEP 4 計画・管理ツール(ガントチャート)
解決策が決まったら、実際にどう進めるか計画を立てる必要があります。
特にプロジェクトを複数人・複数タスクで進める場合、専用のツールが役立ちます。
📊
ガントチャート(Gantt Chart)
スケジュール管理
タスクと期間を横棒(バー)で表した工程管理表です。
縦軸にタスク、横軸に日程を取り、バーの長さが作業期間を示します。
誰が・何を・いつまでにやるかを一目で把握できます。
タスク 1週2週3週4週 5週6週7週8週
① 要件定義
② 設計
③ 開発・実装
④ テスト
⑤ リリース
↑ 縦軸:タスク 横軸:週(時間) 色付きバー:作業期間
ポイント:タスクの順番・依存関係・締め切りが一目でわかる。複数人のプロジェクト管理に最適
練習 やってみよう!
【基本】用語の確認
① Plan→Do→Check→Actの4段階を繰り返す継続改善のフレームワークを何という?
② ブレインストーミングの4つのルールのうち「他人のアイデアを否定しない」ルールを何という?
③ カードにアイデアを書き出してグループ化する整理手法を何という?
④ タスクと期間を横棒(バー)で表したスケジュール管理表を何という?
【応用】ツールの理解
⑤ PDCAの「C(Check)」フェーズで行うことは何?
⑥ 中心テーマから放射状に関連アイデアを広げていく思考整理ツールを何という?
【発展】問題解決プロセスの総合問題
⑦ 問題解決において「あるべき姿と現状のギャップ」を何という?
⑧ ブレインストーミングで出たアイデアを整理するのに最もよく組み合わせて使われるツールは?
⑨ PDCAサイクルにおいて「計画通りに進んだか確認する」のはどのフェーズ?(アルファベット1文字)
⑩ ガントチャートで縦軸に表すものは何?
まとめ ポイントを確認しよう
🔄
PDCAサイクル
Plan・Do・Check・Act
継続的な改善の仕組み
4段階を繰り返す
🧠
ブレインストーミング
批判禁止・質より量
自由奔放・便乗歓迎
アイデア発散法
🗂
KJ法
川喜田二郎が考案
カード→グループ化
情報の構造化
📊
ガントチャート
横棒でスケジュール管理
縦:タスク/横:期間
進捗の見える化
テストで出るポイント
PDCAサイクルの4つのフェーズ(Plan・Do・Check・Act)の意味と順番を答えられる
ブレインストーミングの4ルール(批判禁止・自由奔放・質より量・便乗歓迎)を説明できる
KJ法の手順(カード→グループ化→図解)がわかる
ガントチャートの縦軸・横軸が何を表すかを説明できる
・各ツールがどの問題解決ステップで使われるかを対応させられる
eduseful / 問題解決の流れとツール
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